機能性表示に本腰 販売30万個を見込む ファイン(2015.7.9)
先ごろルテインエステルを機能性関与成分に届出受理された機能性表示食品「ひとみの恵ルテイン40」を今月27日から発売する㈱ファイン(大阪市東淀川区)では、既存の配荷先であるドラッグストアなどでも新制度への期待度が高いことから販売目標を30万個に設定、拡販に乗り出す。
既存品は昨年2月に発売し、公開情報でも年間7700個の販売実績だったが、「これまで表示できなかった機能表示ができることで大幅な売上増が見込める」と判断、販路の中心となるDgS以外の通販分野でもプロモーションを強化するなど新制度対応に力を注いでいく。
同社によると、〝機能性表示食品ブランド別〟〝訴求別〟〝ターゲット別〟など、新制度対応の棚割を設けているDgSも出始めており、「今後商品が増えていくことでアメリカの店舗のような棚割が増えていくと考えている」とし、同社ではルテイン以外で4品を申請、機能性表示食品のラインナップを強化していく方針だ。
新製品「ひとみの恵ルテイン40」は、ルテインエステル含有のマリーゴールド色素を主原料に、オキアミ抽出物のクリルオイル、ビルベリーエキス、アスタキサンチン含有ヘマトコッカス藻色素、ビタミンA、B群、C、Eなどを配合した。1日摂取目安2粒中にルテインエステルを40㍉㌘含み、「日常生活で受ける光の刺激から目を保護します」とアイケの機能性をパッケージに表記する。機能性の科学的根拠は、同成分摂取による黄斑色素濃度の上昇に関する研究レビュー。
内容量は既存品同様の450㍉㌘×60粒入、価格はオープン。
【写真=ルテインエステルを機能性関与成分とした「ひとみの恵みルテイン40」】