7月のDgS健食売上158億円に 商業動態統計(2015.9.24)
経済産業省は14日、7月の商業動態統計を発表した。これまで専門量販店販売統計として発表されていたドラッグストア(1万3350店舗)の販売額は4607.79億円で前年同月比7.5%増加した。対前年同月比較の増加は4カ月連続。ただ、増加率は2カ月連続して1ケタ台と低下傾向にある。
健康食品は同12.3%増の158.46億円と、昨年3月以来の高水準を記録。商品別の対前年同月比較で最も高い伸びを見せた。ビューティケア(化粧品・小物)も同12.0%増の715.47億円と2ケタ増。単月での700億円台乗せは昨年3月以来となる。食品は同8.3%増の1153.50億円と、販売額としては昨年1月の調査開始以降、最も高かった。
一方、医薬品販売は、調剤医薬品が同2.2%増の304.85億円、OTC医薬品が同6.9%増の665.77億円。いずれも伸びたが全体の伸びに比べると鈍かった。
なお、同月の商業販売額は39兆780億円で前年同月比0.1%の増加。内訳は卸売業が27兆480億円で同0.7%減、小売業は12兆300億円で同1.8%増加した。