アスタキサンチンが肌のシワ抑制 富士フイルム(2014.9.25)
富士フイルム㈱(東京都港区)は、抗酸化成分「アスタキサンチン」を摂取すると、紫外線による肌のシワ形成と表皮からの水分蒸散が抑制されることを動物実験で確認したと発表。京都大学農学研究科菅原教授との共同研究成果。
同成分をマウスに摂取させ、紫外線を長時間照射しても肌のシワ形成が抑制されること、経皮水分蒸散が抑制されることが確認できたという。
同社は、同成分によるシワ形成の抑制効果は、紫外線により皮膚の真皮に発生する活性酸素を、同成分が除去することによるものと推察。また、経皮水分蒸散量抑制効果は、同成分が表皮のバリア機能を維持するために重要なセラミドに影響を与えているのではないかとも推察している。
同内容は、10月14日からトルコで開催される栄養補助食品・機能性食品国際学会2014年大会にて発表する予定だという。