食薬区分を学名で特定する書籍を出版 社福協(2014.9.25)
医療経済研究・社会保険福祉協会は、厚生労働省の食薬区分リストに掲載されている成分本質(原材料)を学名で特定できるようにした書籍「学名でひく食薬区分リスト~健康食品・医薬品に区分される成分~」(薬事日報発行、A4変形判・653頁、1万8000円・税別)を発刊した。監修は佐竹元吉氏(元国立医薬品食品衛生研究所生薬部長)、編著は関田節子氏、大濱宏文氏、池田秀子氏。
同協会が3年間にわたり健康食品の安全性確保のためのより科学的な検証方法を確立すべく活動した成果の一つとしてまとめたもので、食薬区分リストに示されている成分本質の名称、部位等とともに、それに対応する学名、他名、漢字表記・生薬名、科名、英名等の情報を併せて収載した。
収載成分数は非医薬1037成分、専ら医薬品332成分で、食薬区分リストの全てを網羅しているという。
また、資料編には厚労省通知を和英対訳形式で掲載するなど利便性を高めた。