「ストレート酵素」で商標取得 アダプトゲン製薬(2014.10.23)

アダプトゲン

 アダプトゲン製薬㈱はこのほど「ストレート酵素」の商標権を取得した。機能性に優れた植物1種類を厳選させて、固有の成分を短期間で実感させるというストレート酵素について、林博道社長に語っていただいた。

 ストレート酵素とは、素材が持つ機能性をストレートに発揮させ、短期間で機能させるために作られた酵素です。

 多数の植物を混合して発酵させた複合酵素は、バランスの取れた栄養素を長期間摂取して健康維持を図るのが特徴ですが、ストレート酵素は、特に機能性に優れた植物一種類を厳選して発酵させ、その植物固有の成分を短期間で実感させることを目的とするところにその特徴があります。

 食用の酵母や菌にはそれぞれ発酵に特徴があるため、それぞれの酵母や菌の特徴を把握して、対象物に合わせて種類や時期、設定条件を変えて、最も適した方法で製造します。

 我々は世界各地に、何千年何百年と人類に伝承された機能性天然物のみを素原料として使用します。そして、分析や精製、解析、実験を行いながら安全性を保ちつつ、機能性を極限まで高めます。現代医学の医薬品は、有機合成化学の技術によって作られていますが、そのモデルとなっているのが、天然物の有効成分です。

 天然物の有効成分を構造決定して、それに習って化学合成しているのですが、その中には、夾竹桃類のアルカロイドのような毒性の強い植物の成分をモデルにしたものもあります。それ故に薬は標的に対しては、よく効くかもしれませんが、それが強い副作用の一つの原因となっています。

 我々はこうした毒性のある素原料は一切使用しません。

 我々は、世界各国で発達した伝統医学に用いられている機能性天然物のみを使用しています。

 実例を挙げますと、木立アロエや梅などの日本の伝統的民間薬、中国の三七人参や石蓮花、韓国のニンニクや漆などの漢方生薬、インドのアーユルヴェーダのムクナやスパイス、インドネシアのノニやグァバなどのジャムウ、南米のガラナやミルオンブレスなどのテゴロニオ等々ですが、こうした機能性天然物は地球規模で無数に存在しています。

 我々は単に発酵させているだけではありません。発酵エキスをさらにその素材に合わせた独自の技術で精製して純度を高めています。

 これからの課題は100種類のストレート酵素を目標として作ることであります。そして次に、できたエキスを、それぞれの伝統医学を参考にして、目的に合わせて混合し、どのような機能が発現するか研究し、さらに機能性の高い複合酵素を作る事であります。

 この度「ストレート酵素」と言う商標登録が成立しましたので、この考えや意義を世に広く知らしめ、酵素食品の新時代を築きたいと思っております。

【写真は有望商材の一つ〝三七人参〟】

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