ノニ含有飲料でAGE値低下を確認 モリンダ(2014.11.6)


 モリンダ ワールドワイド インク(米国ユタ州)は、ノニを含有する飲料を摂取することでAGE値が平均で8.4歳分低くなったとする研究成果を発表した。1、2日開催の第21回日本未病システム学会学術集会で発表した。

 試験では、AGE値を測定した健常者3061名の調査結果をもとに、喫煙者のデータを抽出、喫煙以外に不健康な生活習慣行動をとる人のデータを除外したうえで、喫煙者でノニ含有飲料摂取グループ81名と、摂取しないグループ3576名でAGE値を比較した。その結果、摂取グループのAGE量から算出した体内年齢の平均は、摂取しないグループより8.4歳分若いことが分かった。

 同社では、「ノニ含有飲料の抗糖化作用を疫学調査の側面から裏付ける結果となった」としている。

 同社ではこれまでに、ノニに含まれるイリドイドの抗酸化作用、ノニ含有飲料と高脂肪食を摂取させた動物実験によるAGE蓄積抑制作用、また糖尿病患者を対象とした小規模試験によるAGE低下について確認、報告してきた。

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