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　ニチモウバイオティックス㈱（東京都品川区）が製造販売している発酵大豆培養物「イムバランス」で示唆されている花粉症症状の改善機能について、同社が出願していた特許が10月3日付けで成立した。発明の名称は「花粉症改善用素材」（特許第5624706号）。

　イムバランスの継続摂取による花粉症に伴う諸症状の改善機能は、スギ花粉症を有する被験者7名を対象にしたオープンラベル試験で確認されている。この試験では花粉シーズンのピーク期のくしゃみや眼の痒みなどの症状が、前年と比べて有意に改善した。

　同素材は抗アレルギー素材として市場提案しているもので、プロバイオティック、プレバイオティック、バイオジェニクスの3つの作用の相乗効果でアレルギー過敏性を除去する機能を持つことが示唆されている。