ピクノジェノール 妊娠後の血管状態を改善(2014.11.6)
フランス海岸松樹皮由来素材「ピクノジェノール」を6カ月間継続摂取すると、妊娠に伴うむくみ(浮腫)や静脈瘤などを改善することが臨床試験で確認されたと、供給元ホーファーリサーチのほか日本国内販売代理店のDKSHジャパン、トレードピアが10月27日、発表した。
この臨床試験は、イタリアのペスカラ大学が133名を被験者として実施したもの。発表によると、この結果について、試験を実施した医師は「ピクノジェノールには血液が組織に漏れないように血管壁を強化する作用があることが示された」などと話しているという。
試験で被験者は、妊娠に伴う静脈瘤などの治療に一般的に用いられる着圧ソックスを着用し、その64名がピクノジェノールを1日100㍉㌘摂取。その結果、コントロール群と比べてむくみを13%以上改善した他、静脈瘤の大幅な改善が見られたり、長時間の起立による痛みや不快を軽減したりしたという。