クロレラの旨み料理に活用 サン・クロレラが商品化(2014.11.6)


 ㈱サン・クロレラ(京都市下京区)は、独自の細胞壁破砕技術を用いたクロレラをさらに微粒子パウダー化した「クロレラパウダーfor Cooking」をこのほど新発売した。子供の偏食や健康を気遣う主婦層をターゲットにしたブランド「クロレラくらぶ」の新アイテム。様々な料理に活用できるクロレラの多面性を訴求していく。パウダー形態の一般向け商材の販売は初。

 同社では、1960年代にクロレラ(エキス)が料理の味を整える「整味作用」を持つことを見出していた。今回、㈱味香り戦略研究所の協力を得てパウダー化したクロレラの旨味を数値化したところ、かつお節など天然だしに匹敵する旨味レベルを持つことを確認した。同社によると、一般的に旨味成分とされるグルタミン酸やイノシン酸が特異的に多いわけではなく、その他成分が複合的に働き旨味を生み出しているという。

 同品の原材料は微粒子化したクロレラ100%。30㌘入、税別900円。販売は自社通販のみ。

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