新型マッサージチェアを投入 ファミリーイナダ(2014.11.20)
各種マッサージチェアを製造販売するファミリーイナダ㈱(大阪市淀川区)は、創業50年の集大成となる新型モデル「イナダインスパイア」を来春に導入する。近年増加する各種ストレスの改善を図る最新技術を用いて開発した同機器の提案とともに、同社初となるリース契約による事業展開を開始することを明らかにした。当初は企業やフィットネスジムなど業務用として5年で10万台の導入を見込み、1年後を目途に簡略化した家庭用モデルの開発も視野に入れている。
13日に行われた発表会で同社戦略を述べた稲田二千武社長は、「日本で来年12月に施行される改正労働安全衛生法のストレスチェック制度は海外が先行し日本は遅れをとっている。企業の生産性を上げるためにも、メンタルケアできる同機器のリースビジネスを進めていきたい」とし予防医学の重要性を強調した。
「イナダインスパイア」は、首・肩、背中・腰、足などの部位を、従来のもむ機能とともに縦横・上下の立体的なもむ動きをエアーも利用して実現したハイブリッド式のマッサージチェア。12年間の産学共同による研究開発品で、マッサージすることでのストレス解消を実証している。月額1万5000円の5年リースを予定している。
【写真は稲田二千武社長と、来春導入する新型モデル「イナダインスパイア」】