ベトナムにサプリや化粧品の店舗 東洋酵素化学(2014.11.20)
スピルリナやアスタキサンチンなど健食原料を供給する東洋酵素化学㈱(千葉県浦安市)は、ベトナムのホーチミン郊外で11月1日にオープンしたイオンモール2号店内にサプリメント・化粧品ショップをオープンさせた。農業器具を扱う現地企業と提携し運営する。今回の店舗事業開始により、東洋酵素化学では従来の原料・OEM供給事業の川上分野から川下までの流通体制を備えることになる。
オープンしたショップでは、同社の関連会社・エスコワールドで取扱うハワイ島産スピルリナ、アスタキサンチン、SPFプラセンタの独自素材を利用したサプリメントに加え、ウコン、コラーゲンなど15アイテムを揃えた。
今後はアスタキサンチン配合の化粧品などをアイテムに加え、経済活動が活発化するベトナムの富裕層に向け提案していく。店舗面積は30平方㍍。現地需要を分析しながら今後の出展も予定し、国内外のマーケティングにも役立てる。
さらに店舗事業とは別に、現地企業との提携による農産物資源を活用した食品開発に乗り出す。「選定・研究などは今後詰めていく」とし、同社独自素材による市場開拓につなげる意向だ。
【写真はベトナムのイオンモール2号店内に出店したショップ。スピルリナやアスタキサンチンサプリなどを揃えた】