コレステロール低下を示唆、有機大麦若葉で臨床試験
(2014.11.20)


 ㈱シェフコ(東京都板橋区)が製造販売している有機大麦若葉粉末を8週間継続摂取すると、血中コレステロール値を低下する働きのあることが臨床試験(オープン試験)で示唆された。皮膚粘弾性やシミを改善するなど、肌に対する働きも見られたとしている。近く論文発表する予定だ。

 同社が大麦若葉粉末の機能性を検証する臨床試験を実施するのは今回が初めて。青汁の需要増加を受け、ここ数年供給量が好調に推移している中で、拡販も狙ってヒト試験に着手したかっこうだ。試験結果に対する市場の反応を探りながら、追加試験の実施も視野に入れる。

 この試験は、丁宗鐵・日本薬科大学教授、CPCC㈱らと共同実施したもの。試験結果は先ごろ開催された日本未病システム学会学術総会でポスター発表した。男女18名の被験者が同社の有機大麦若葉粉末を8週間継続摂取した結果、総コレステロール、体重、体脂肪率について摂取前との比較で有意な低下が認められたという。

Clip to Evernote

ページトップ