霊芝の血圧上昇抑制効果確認 野田食菌工業 (2014.12.11)
野田食菌工業㈱(千葉県野田市)は、霊芝菌糸体培養抽出物(MAK)を用いたラット試験で血圧上昇抑制効果のあることを明らかにした。城西大学大学院薬学研究科の日比野康英教授との共同研究成果。先月開催した第17回日本補完代替医療学会で発表した。
試験では、高血圧自然発症ラットに標準飼料とMAK混合飼料を10週間与え、正常血圧ラットと比較した。結果、正常血圧ラットではMAK摂取の有無に関わらず血圧に変化は見られなかったが、高血圧自然発症ラットの標準飼料群では6週間目から血圧が上昇したが、同ラットのMAK混合飼料群では4週間目から血圧上昇抑制が見られ、同時に体内酸化ストレスも低下したことを確認した。