ガイドライン公表 来年1月濃厚 川口消費者庁次長(2014.12.11)
消費者庁の川口康裕次長(=写真)は2日、機能性表示制度の実施に向けた今後のスケジュールについて、ガイドラインの発出は来年1月になる予定だと都内で行った講演の中で明らかにした。その発出時期について同庁はこれまで、「出来るだけ早く」などと語るに止めていた。
川口次長は、機能性表示食品に関わる食品表示基準の公布も同月になるとの見通しを語り、その後ガイドラインを発出する予定だと説明した。また、来年2月から3月にかけて「説明会をできるだけ多く開催」した上で新制度を実施すると述べた。
ガイドラインは、新制度の施行に当たっての関連指針となるもの。可能な機能性表示の範囲など新制度の具体的な内容を規定することが予定されている。川口次長は「現在作成中」だとした。
同庁食品表示課の塩澤信良調査官は11月14日、ガイドラインについて「非常にボリュームの多いものになる」と都内で行った講演で語っていた。