有機生姜など全て国産原料で賄う 純正食品マルシマ(2014.12.25)

マルシマ

「蓮根葛湯」

 ㈱純正食品マルシマ(広島県尾道市、杢谷正樹代表取締役)は、「蓮根葛湯」(15㌘×5袋、600円・税抜)を11月1日発売した。原料の節蓮根本葛、さとうきび、有機生姜すべてを国産で賄っている。

 「蓮根葛湯」は、岩国蓮根の焙煎粉末を南九州産の本葛根に加え、国産有機生姜と種子島産粗糖で風味を添えた。4つの原料がむらなくジックリ絡み合うように練り上げた後に、低温風乾燥して粉砕するという手間をかけた製法で仕上げた。

 主原料の岩国蓮根は、外側の穴が9つ(一般的には8つ)あいたユニークな蓮根。地元農家では喉をいたわる際、すりおろして飲むといわれるほど蓮根の節には栄養成分が詰まっており、その部分を選りすぐって使用した。

 蓮根栽培の水は、岩国・錦川の水。この水を取り込んだ畑には家庭排水も混入することがなく安心安全。繊維質が多くねばり気のある食感を有している。

 同社では、「生命を育む植物の力を集めた『蓮根葛湯』」として、食系、薬系の店頭で、3月までに3万個を販売する。

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