健康産業界の専門紙・健康産業流通新聞

　スピルリナやアスタキサンチンなど機能性原料を手掛ける東洋酵素化学㈱（千葉県浦安市）は、豚肝臓エキスやキュウリエキスなどを配合した肝サポート食品「エキスで乾杯」（写真）を開発、先月オープンさせたベトナム・ホーチミン郊外のサプリメントショップで先行販売させ、状況を見ながら日本市場へも導入する。日本での販売は関連会社の㈱エスコワールドを通じて通販展開していく。

　経済活動が活発化するベトナムは、アジア地域で中国、日本に次ぐビール消費量を誇り、ＷＨＯによると今後もアルコールの消費量は増え続けていくと予測されている。

　「まず売り出してみて商品力を確かめる。それらをマーケティングする環境がベトナムにはある。その購買傾向を分析し、日本での販売に役立てる」とし、通販以外の販路も視野に入れる。

　新製品「エキスで乾杯」は、豚肝臓エキス、キュウリエキス、春・秋ウコンエキス、酵母エキス、スピルリナを主原料とした肝サポート食品。