三協が米国cGMP取得 海外販売の需要に応え(2014.12.25)

三協

 ㈱三協(静岡県富士市、石川俊光社長)は12月2日付で、FDA(米国食品医薬局)が定める「cGMP基準」の認証を取得したと発表した。認証取得したのは、4月に完成した新工場の第4工場。

 「cGMP基準」は、厳しい安全基準に基づく製造管理手法で運営されており、同社は米国の第三者認証機関NSF(National Sanitation Foundation)から認証取得した。

 第4工場はカプセル専門工場で、今回はカプセル製品のみが対象となるが、今後ハードカプセル、タブレット、顆粒と順次取得する意向。

 同社では、米国をはじめとした海外で、cGMP工場で生産されたサプリメントを販売したい、という企業からのニーズに応えるために取得したという。

 また、来春からの機能性食品表示の新制度に対応するにも、より厳しい基準と高いグレードのGMP工場で応えたいとも述べている。

 第4工場完成後の5月頃から準備にかかっていた。

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