機能性表示の対応を強化 専担者など設置 備前化成(2015.1.22)


 健康食品受託の備前化成㈱(岡山県赤磐市)は、今春創設される食品の新たな機能性表示制度への対応を強化している。専担者などを配置し、全社一丸で顧客をサポートをする体制を整えたほか、自社原料の知見収集やシステマティックレビュー(SR)などの対応を進めていく。

 同社は昨年、機能性表示の専担者を設置。関係情報の収集や顧客に対する提案機能を強化するとともに、関連部署それぞれに機能性表示担当者を任命し、連携を取りつつ全社一丸で制度に対応する体制を整えた。

 さらに、健康食品素材の機能性に関する知見収集やSRへの対応も進めている。自社原料「カキエキスパウダー」については肝機能改善効果をヒト臨床試験(二重盲検試験)で確認。SRに対応する準備を進めている。さらに、他の自社原料についても、制度に対応できる素材かを見極め、提案可能な機能の評価に取組む意向だ。

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