MGOマヌカハニー 認知度向上に貢献 シクロケム(2015.1.22)
㈱シクロケム(東京都中央区)は、関連会社の㈱コサナを通じて「MGOマヌカハニー」(写真)の百貨店などの店舗ルート戦略で積極的な販売を進めている。同社の取組みもあり、昨年テレビの健康情報番組や女性誌などメディアにマヌカハニーが取り上げられ、強い抗菌・抗酸化作用などの認知度も向上している。
マヌカハニーの抗菌力の指標としてUMF(ユニークマヌカファクター)と、MGO(メチルグリオキサール)の二つが存在していたが、産地であるニュージーランドでは2016年にはMGOに規格統一されるという。
同品は、特にヘリコバクター・ピロリ菌への作用が期待でき、その作用はイギリスの医療雑誌「Journal of the Royal Society of Medicine」でも紹介された。また、腸内環境改善作用も期待されている。
売上が急増しているマヌカハニーだが「ローヤルゼリー、プロポリスに次ぐ蜂産品になる」とし、「ゆくゆくは100億円の市場規模になる」と、寺尾啓二社長は推測している。なお、現在日本におけるマヌカハニーの市場規模は、およそ10億円といい、そのうちの4億円を同社が売り上げているという。