自主管理周知に取組む 日食協・賀詞交歓会(2015.1.22)
日本食品衛生協会は15日、「平成27年新春賀詞交換会」を、東京・元赤坂の明治記念館で開催、会員や関係団体・企業など約300名余りが出席した。来賓には塩崎恭久厚生労働大臣、参議院議員の藤井基之氏、丸川珠代氏のほか、厚生労働省、農林水産省、消費者庁、食品安全委員会等多数が来場した。
冒頭の挨拶で日食協の三村明夫会長(日本商工会議所会頭)は、最近問題化している加工食品への異物混入を受け、来月にも業者向けの害虫混入対策講習会を開催するなど、「自主衛生管理の周知徹底、厚生労働省との連携により、消費者の食品に対する危惧、不安解消に資する諸事業を積極的に取組みたい」と意気込みを伝えた。
また、板東久美子消費者庁長官は来賓挨拶で、食の安全に関し今年は様々な動きがあると語り、その代表として景品表示法改正により、企業はコンプライアンス体制の整備が必要になったこと、また、課徴金制度の導入についても施行に向けて準備を進めていると語った。さらに食品表示法と食品の新たな機能性表示制度について今春の施行に向けて準備を進めているとも語った。
【写真は挨拶する三村明夫会長(写真右)と、恒例の鏡開き(写真左)】