訪販の知名度向上に力点 訪販協・賀詞交歓会(2015.1.22)
日本訪問販売協会は6日、東京・元赤坂の明治記念館で新年賀詞交換会を開催、業界関係者100名超が参集した。
最初に挨拶した栗原宣彦会長(写真)は、同協会が今年35年目を迎えるにあたり、まず訪販の知名度向上を重要事項として提示した。「業界の知名度を上げるためにいろいろな形で働きかけることが必要ではないか」とし、その良い点を伸ばしていくために会員各社へ協力を呼びかけた。
来賓で挨拶した経済産業省の寺澤達也商務流通保安審議官は、アベノミクスで掲げる民間活力の活性化を取り上げ、消費者に近い立場にある訪販企業がその消費を底上げできるその役割を促した。また特定商取引法の見直しに向けて検討が行われる今年、業界としての意見の集約を求めるとともに、業界のイメージを壊さないよう販売員への教育強化、コンプライアンスの徹底などを要請した。