米・アムウェイ 世界売上8%減 為替、中国減響く(2015.2.12)
米国アムウェイ社は2014年度12月期決算での世界合計の売上が前年度比8%減の108億ドルを計上したと発表した。要因として、同社売上国トップの中国での売上減少、外国為替レートの変動などが影響したという。日本法人の日本アムウェイ合同会社が10日発表した。
前期業績を国別にみると、韓国、台湾など成熟したマーケットにおいて顕著な成長が見られ、ブラジル、メキシコ、アルゼンチン、コスタリカ、グアテマラ、チリ、パナマ、イタリア、スペインの9カ国では現地通貨ベースで2ケタ成長を達成した。また、政情不安や景気後退の影響を受けているロシア、タイ、ウクライナでも回復力を見せ、堅調に推移したという。
製品別の売上比率では、前期に引き続き栄養補給食品部門が43%でトップを占め、美容製品部門25%、耐久製品部門19%、ホームケア製品部門8%が続いた。