出資受け新工場建設 バイオマテックジャパン(2015.2.12)
2013年7月の工場火災事故で、プロテオグリカン含有サケ鼻軟骨抽出物など機能性素材の製造販売を停止していたバイオマテックジャパン㈱(北海道釧路市)が、今年7月以降を目途に生産再開できる見通しになった。植物性ミネラル含有飲料の販売や、農業関連事業を展開する熊本県熊本市の企業から約1億5000万円の出資を受け、3月にも新工場の建設に着工する。
同社は06年5月の設立。プロテオグリカン含有サケ鼻軟骨抽出物を事業の柱に、Ⅱ型コラーゲンの製造販売も行っていた。以前の工場跡地に建設する新工場での生産量は、事業停止前とほぼ同じ年産約150㌔㌘を確保する。