ユーグレナ 上海に子会社設立(2015.2.12)


 微細藻類ユーグレナを中国に拡販するため㈱ユーグレナ(東京都文京区)が中国子会社を設立する。今年4月、台湾企業との合弁会社を上海に立ち上げ、ユーグレナ配合食品のOEM供給と自社製品の販売を進める。1月23日に発表した。

 同社の中期経営目標では、重要目標として、2018年にユーグレナ海外市場規模300億円到達を掲げている。中でも重要市場として中国に照準を当てており、13年11月には、中国で食経験のないユーグレナを販売するために必須となる、「新食品原料」の許可を取得していた。

 中国子会社「上海優端納生物科技有限公司」(仮称)の代表には、ユーグレナ取締役の福本拓元マーケティング本部長が就き、従業員3名でスタートする予定。出資比率はユーグレナ7割、残り3割は合弁相手先である台湾企業「統園国際有限公司」が出資する。

 統園国際有限公司は、台湾と中国で食品原料を販売する「統園企業股●(●は、にんべんに分)有限公司」の100%子会社。統園企業は、日本企業の機能性食品素材を中国での販売展開実績も持つ。

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