第3弾素材は関節対応 日本バリアフリー(2015.2.12)


 国産天然の鮭鼻軟骨を原料とするマリンコンドロイチン、マリンプラセンタ原料を供給する㈱日本バリアフリー(東京都千代田区、江藤忠士社長)は同社第3の原料として「マリンプロテオグリカン」の年内発売に向けて動き出した。

 この素材、既存取引先からの要望を受けて同社の仕様と技術で開発されたもので、プロテオグリカン原料市場に新規参入したことになる。商標も登録済み。昨秋の食品開発展で業界へのお披露目も終わっており、関節などを対象に積極的な展開を予定している。

 試作・サンプル段階では、関節の痛み改善を体感する旨の評価も得ており、低分子のマリンコンドロイチンとセット販売することでより効果的なアイテムに仕上げる構想もある。

 既に引き合いのきている企業の中にはエビデンス無しでも発売を計画するところもあるが、それらの企業には柔軟に対応するという。

 今後は競合他社商品との差別化を打ち出すことで更に商品力を高めたい意向だが、現時点ではその差別化となる特徴は明らかにしていない。機能性表示に関しても対応する方向。臨床試験と共に考慮に入れながら発売を目指す。

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