健康産業界の専門紙・健康産業流通新聞

　経済産業省が1月29日に発表した、昨年12月の専門量販店販売統計（速報）によると、同月のドラッグストア販売額（1万3336店舗）は4481.03億円だった。調査は昨年1月開始のため前年同月比較はできない。前月確報との比較では14.5％（567.54億円）増加した。

　商品別販売額は健康食品が136.18億円で、昨年7月以来5か月ぶりに前月確報（124.24億円）を上回った。またビューティケア（化粧品・小物）は670.12億円で、3カ月連続の増加。食品は1059.19億円で、2か月ぶりに前月を上回り、昨年8月以来の1000億円台乗せ。このほか、ＯＴＣ医薬品は678.75億円、調剤医薬品は297.30億円だった。

　これにより、2014年暦年のドラッグストア販売額は4兆7993.84億円（12月分は速報値）となった。商品別では健康食品が1598.47億円、ビューティケアが7072.53億円、食品が1兆1614.11億円、ＯＴＣ医薬品が7254.36億円、調剤医薬品が3178.16億円だった。