サプリ支出 3カ月連続増 12月の家計調査(2015.2.12)
総務省統計局家計調査報告によれば、2014年12月の2人以上世帯の1世帯当たり健康保持用摂取品(サプリメント)の消費支出額は前年同月比が名目6.7%増の1452円と3カ月連続で増加した。14年調査での最高額は10月の1407円だったが、これを超えた格好。ただ、主要購買層である無職世帯の支出額は同16.7%減の1895円と大幅ダウンになった。
14年1月から12月のサプリメント支出額を合計すると1万4157円。前年比で見ると4.6%減と、消費増税の影響を受けたと見られる4月~9月の落ち込みが大きく影響し、前年割れとなった。一方で、直近3カ月の支出額は増加で推移しており、サプリメントの消費は回復傾向にあることが窺われる。