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　サプリメント成分・素材の科学的根拠情報をまとめた専門書籍「ナチュラルメディシン・データベース 健康食品・サプリメント『成分』のすべて」がこのほど、改訂新版として刊行された。

　今回の改訂は、同書の基礎となっている米国のデータベース「ナチュラルメディシン・コンプリヘンシブ」が、別の成分ＤＢ「ナチュラル・スタンダード」を合併したのに伴うもので、約1100成分・素材を収載。引き続き日本医師会が監修にあたっている。発行元は日本健康食品・サプリメント情報センター（田中平三理事長）。

　発売元の同文書院㈱は、機能性表示食品制度では表示義務事項に「医薬品を服用しているものは医師、薬剤師に相談した上で摂取すべき旨」が盛り込まれる見通しだとした上で、「医師、薬剤師、歯科医に対して、患者から（健康食品に関する）質問が増えると予想される」などとして、医療従事者による同書の活用を促している。