ヘンプシードも拡販狙う ナッツやオイル(2015.2.26)


 オメガ3脂肪酸(α‐リノレン酸)が豊富に含まれるとして、ヘンプシードを日本市場に売り込む動きがある。

 ヘンプシードのナッツやオイルを日本市場に売り込んでいるのは、ヘンプシード食品を製造販売するオーストラリアのヘンプフーズ社の日本法人㈱ヘンプフーズジャパン(東京都港区)。「スプーン一杯(25㌘)で約2㌘のオメガ3が摂取できる」などとして訴求。アマニやチアシードと比べるとα‐リノレン酸含有量は少ないと言えるが、同社では「オメガ3脂肪酸の認知度が向上するにつれ、問合せは増えてきている」と話す。

 現在のところ最終製品(=写真)の販売のみを行っている。販路は自然食品店などの店頭で、ミルクに混ぜたりなどのレシピ集を用意し、ヘンプシードの摂取を呼び掛けている。今後、PB・OEM供給にも応じていきたい考えだ。

 同社によれば、ヘンプシードはオーストラリアでは既に人気化。現地での売上げは「毎年2倍近いペースで伸張している」という。

 ヘンプシードに含有する含有成分としてはほかに、オメガ6脂肪酸、アミノ酸のほかビタミンやミネラルなど。

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