ピント調節機能で「A評価」 アスタキサンチン(2015.3.26)


 日本健康・栄養食品協会の機能性評価事業でアスタキサンチンの摂取に伴う「眼の疲れ改善」(ピント調節機能)が評価された結果、科学的根拠レベルの総合評価は「A」(機能性について明確で十分な根拠がある)となった。富士化学工業が26日、発表した。研究のタイプ・質・数、一貫性の目安のいずれについてもA評価だったという。

 日健栄協では評価結果の詳細を明らかにしていないが、平成26年度機能性評価事業の一環でアスタキサンチンを評価した。評価対象にされた査読付き臨床試験論文の大半が、同社グループ会社「アスタリール」が供給するアスタキサンチン原料を使用したものだったと見られる。

 富士化学工業では、今回の科学的根拠の評価について、「厳正にシステマティックレビュー」された結果だとしている。

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