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　ＤＳＭニュートリションジャパンは11日、機能性表示食品制度に適応すると同社らが考えるルテインの「推奨機能性表示」を明らかにした。「年齢とともに減少する黄斑色素量を維持するのを助ける」、「気になるブルーライトから眼を守るのを助ける」などを挙げている。システマティックレビューにより検討した結果だとしている。

　ルテインについてＤＳＭは、米国で実施された大規模臨床試験「ＡＲＥＤＳ2」などでも使われた、「フローラＧＬＯ」を製造する米ケミン・ヘルス社と連携し、販売している。今回発表した表示は、先月日本で開催された米国眼科学会に関連する「ＡＳＩＡ‐ＡＲＶＯ 2015」の企業向けセミナーで最初に披露したという。

　推奨機能性表示として挙げたのは他に、視機能と視覚の質を向上させるのを助ける▽光ストレスから目を守るのを助ける▽酸化ストレスから眼を守る▽視機能を守る▽眼の視機能維持をサポート▽眼の健康維持と保護に──など。今後、2日に公表されたガイドライン案に合わせて修正を行い、新制度により適した表示を用意する計画だ。