“トクホウ”は誤解招く 日本コカに改善要請(2013.5.23)


 日本コカ・コーラが4月下旬からテレビ放映していた炭酸飲料「カナダドライ ジンジャーエール FIBER8000」のコマーシャル(現在は放映されていない)が、特定保健用食品(トクホ)と誤解されかねないとして、消費者庁が同社に改善を求めていたことが15日までに判明した。同庁によると、コマーシャル放映開始直後の4月下旬に同社を呼び出し、この旨を口頭で伝えた。同社はその後、同庁にCM放映を中止すると回答してきたという。

 同社のコマーシャルは、トクホならぬトクホウ(特報)の文字を人目を引くように表示し、ウェイトサポートなど健康志向の飲料であるように宣伝していた。同製品はトクホ許可を得ていないが、トクホ許可を得て昨年から販売しているキリンビバレッジの「メッツコーラ」や、サントリー食品インターナショナルの「ペプシスペシャル」と同様、難消化性デキストリン(食物繊維)を配合している。

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