東京で食品表示基準説明会 消費者庁(2015.6.8)


 4月に施行された食品表示法に基づく食品表示基準の一般向け説明会が8日、東京・五反田の「ゆうぽーとホール」を会場に行われた。当日は消費者庁食品表示課の担当官らによる基準の概要説明及び質疑応答が行われ、会場からは実務的なものや基準の解釈などを中心に質問があった。

 また、制度が変更される製造所固有記号について、消費者庁から新たなデータベースを今年度中に完成させ、2016年4月から運用すること、このため、新製造所固有記号制度の施行も1年先送りし16年4月から施行されると説明。ただし、経過措置期間は、加工食品に適用している今年4月から5年間という期間に変更はないことが伝えられた。

 このほか、機能性表示食品については、届出に際し書類の記載ミスが多く、今月2日に特に留意してもらいたい事項をまとめた「機能性表示食品の届出書作成に当たっての留意事項」を公表したこと、また、同庁ホームページに公開されている届出情報が消費者には分かりにくいとの質問には、同庁や都道府県の担当窓口に問い合わせてほしいと説明した。

 同説明会は、2日の北海道を皮切りに、この先、愛知、大阪、福岡など7会場で開催される。


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