健食受託、本格始動へ サプリ販売も タキザワ製薬(2015.6.11)
健康食品の受託製造メーカーとして今年から本格稼働を始めた㈱タキザワ製薬(さいたま市大宮区)は、定番とされるビタミン・ミネラルやダイエット系素材に加え、グループ会社としてアロエ栽培・製造で長年の実績を持つ㈱平田農園、㈱四万十アロエが取り扱うアロエ原料などを強みとした受託製造の提案を推し進める。
同社は、打錠やコーティング、充填、包装などの一貫生産体制を整える健食GMP準拠の工場を保有。各種健食を受託する一方、今後需要が増すことが想定される介護食品の粉末トロミなどの製造ラインも完備する。
5月からは受託提案に加え、法人を対象にした置き型サプリメント「ビジネスサプリ」の販売を開始している。「職場に居ながら手軽に健康管理」をコンセプトに開発したもので、まずはアルコールケア、PCサポート、パワーアップ、カロリーケアを目的とした4製品で展開する。同品は通常購入と一括購入の2サービスを用意。通常購入では専用ボードに納めた1製品50包を4ケース用意し、1回飲み切り分包(100円)を購入した分を、1カ月に一度同社が集金するシステムで、まずは東京・埼玉エリアでスタートし、全国にも販路を拡大させる。一括購入では1ケース1製品50包分を税込4500円で提供する。
同社は、全国の薬局・薬店約3000店に免疫向上を訴求するキノコ健康食品など専売品の配荷を進めている㈱タキザワ漢方廠のグループ会社。
【写真=法人向けの置き型サプリ「ビジネスサプリ」】