新理事長に鈴木弘樹氏 訪販協が通常総会(2015.6.25)

03訪販協

 日本訪問販売協会は18日、第36回通常総会を東京・明治記念館で開催、平成27年度の事業計画を決議するとともに任期満了に伴う役員改選を行い、鈴木弘樹氏(㈱ポーラ代表取締役社長)の会長就任を決めた。副会長には中田悟氏(日本メナード化粧品㈱専務取締役)が再任、池田一実氏(フランスベッド販売㈱代表取締役社長)と、堂山昌司氏(日本シャクリー㈱代表執行役社長)2名の新任が決まった。前会長の栗原宣彦氏は顧問に就任する。

 総会後の懇親会で挨拶した鈴木新会長は、アベノミクスによる着実な経済効果がある一方、訪販業界は楽観視できる状況ではないとし、一部の悪質な事業者によるトラブルも後を絶たない状況にあり、それらの状況を踏まえ同協会では、「今年度は訪販企業の自主行動基準の改定を検討し、健全な業者が胸をはって販売できる環境をつくることに全力で取り組む」と意気込みを述べた。

 来賓代表で挨拶した経済産業省商務流通保安審議官の寺澤達也氏は、対面型の販売方法としての訪問販売をユニークな形態とし、今後の景気拡大に向けてカギとなる個人消費の底上げを訪販に期待しているとした。
【写真=新理事長に就任した鈴木弘樹氏(18日、東京・港区)】

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