バオバブパウダー、注文急増 TV放映で引合い増(2015.7.23)
【Zoom UP】
アフリカのスーパーフルーツと言われる「バオバブ」の引き合いが一部で急増中だ。6月23日にTBSの情報・報道番組「あさチャン!」で紹介されたことが発端となり、同パウダーを供給する㈱エコロジーヘルスラボ(東京都練馬区)では、放映前に比べ5倍以上の問い合わせがあるという。
番組内ではバオバブは食物繊維が極めて豊富で、カルシウムが牛乳の3倍含まれ、含有するビタミンCやポリフェノールによりORAC値は400マイクロモルTE/㌘を示すと説明、栄養機能成分が多く含まれることが強調された。
取材協力したエコロジーヘルスラボのパウダーは、生のまま粉砕するので昨今話題のローフードであるとも紹介した。
この放映により、引き合いが殺到するエコロジーヘルスラボでは、原産地のアフリカに在庫するパウダー500㌔㌘全てを輸入し、さらにパウダーの増産を行った。
同社は東京農業大学との研究で、同パウダーの中性脂肪とコレステロール低下作用を確認。また、パウダーがEUでノベルフードとして認可され、米国のFDAからはGRAS認証を受けていることから、栄養分や機能性に加えて、安全面も押し出して提案を推進する。