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　日本製粉㈱は30日、2015年秋冬新商品発表会を本社で開催し、売上好調のアマニ関連製品の拡充を発表した。

　家庭向け一般加工食品では、15年春夏商品として発売した、オメガ3脂肪酸の一種「アルファリノレン酸」を多く含むアマニ油配合のドレッシング、マヨネーズに続く新商品としてパソタソース3商品を追加。また、業務用で昨秋から展開していた「ローストアマニ粒」を新発売する。

　健康食品、サプリメントでもアマニ油を軸にした３商品を新発売する。

　まず、発売開始35年目を迎える小麦胚芽油を使った健康食品「ハイガッツ」の新商品として、栄養機能食品「アマニ油＆ビタミンＥ」を発売する。ビタミンＥのほか今年4月から栄養機能食品に追加されたｎ‐3系脂肪酸の規格基準に沿ったもので、それぞれの成分の機能性を表示する。ほかに「アマニ油＆ＮＡグルコサミン」「アマニ油＆ルテイン」のサプリメント2商品を発売する。

　会見で松井宏之食品事業本部長は、アマニ関連商品の販売動向について、「金額ベースで昨対比160％増」で推移していると説明。ヘルスケア事業部の担当者は、アマニ関連商品で機能性表示食品の届出準備を進めていることを明らかにした。