機能性研究で国際会議 AHCC研究会が主催(2015.8.6)
7月25、26日の両日、AHCC研究会主催による第23回統合医療機能性食品国際会議が札幌市のロイトン札幌で開催された。国内外の免疫・栄養学を中心とした研究者など424名が参集した。
同会議は、AHCC(担子菌の菌糸体培養液由来の植物性多糖体混合物)を中心とした統合医療に関わる機能性食品のエビデンスの追究のため、世界各国の研究者を招聘し毎年研究発表会を行っている。
当日は、東京大学医科学研究所の清野宏教授が「腸内環境と免疫による健康と疾患制御」と題し基調講演、免疫と腸内環境との関わりなど最新の研究成果を報告した
一般講演は19題、ポスターセッションは24題。
「AHCCによるマウス及びヒト腫瘍の抑制」、「Enzyme-Treated Asparagus Extractが心理的ストレス状況下における前頭前野の脳血流に及ぼす影響」、「中・軽度の認識障害を発症している高齢患者における酵素処理アスパラガスを用いた治療効果の評価」、「オリゴノールの抗糖尿病および抗アルツハイマー効果」など。
【写真=世界各国から約400名が参加した(7月25日、札幌市)】