関与成分ルテイン、9商品に 機能性表示食品(2015.8.31)
消費者庁は8月28日、機能性表示食品の届出情報を更新し、アサヒフードアンドヘルスケア㈱が届け出たサプリメント「ディアナチュラゴールド ルテイン」の情報公開を始めた。届出日は7月17日付。
これにより、届出受理件数は合計77件となった。アサヒF&H社の機能性表示食品シリーズ「ディアナチュラゴールド」の届出受理は6商品目。
ルテインを機能性関与成分とする届出の受理件数をみると、8月28日現在で9商品と、難消化性デキストリンと並び最多になった。食品区分はすべてサプリメントで、機能性の科学的根拠は、ファンケルが届け出た「えんきん」を除き、いずれも関与成分の研究レビューで評価している。
アサヒF&H社によるルテインを関与成分にしたサプリメントの届出は2商品目。ゼアキサンチンも関与成分にした「ディアナチュラゴールド ルテイン&ゼアキサンチン」が先んじて届出番号を取得、10月15日からの発売を控えている。
28日に情報公開された「同ルテイン」の届出表示は、「眼の黄斑部の色素量を維持する働きがあり、ブルーライトなど光の刺激からの保護や、コントラスト感度の改善によって、見る力を維持することが報告されています」。「同ルテイン&ゼアキサンチン」が〝眼の調子を整える〟機能を訴求するものであるのに対し、「同ルテイン」は、〝見る力を維持〟する働きを訴える。
届出書によれば、「見る力」とは視覚機能のことで、具体的には、色の濃淡を判別する力、まぶしい光の中でもクリアにものを見る力のことだという。