DHA、EPAを初認定 北海道ヘルシーDo(2015.9.3)
北海道は1日、道独自の機能性表示制度「ヘルシーDo」の第5回認定13品(9社)を決定した。同制度では初の成分となる「DHA、EPA」を含む「健康数の子」(申請者は井原水産㈱、食品形態は一般食品型)を認定、同商品は水産加工品としても初認定となる。
このほか、認定したのは「エッセンスオブノース アスパラルチン」(レッドホースウェルネス㈱)、「札幌グランドホテル バームクーヘン オリゴノール入り」(札幌グランドホテル)、「ごきげんコーヒー」「やすらぎコーヒー」(2品とも㈲いわい珈琲)、「ヘルシーDo‐Fu」(㈱菊田食品)、「おから乳酸菌プラスオリゴ」(㈱感動いちば)、「玉葱と乳酸菌の美食スープ」(大志食品企画㈱)、「五島軒ETAS野菜カレー」(㈱五島軒)、「紅一点 カレー風味の美養スープ」「紅一点 鮭とキャベツの美養スープ」「紅一点 サツマイモの美養スープ」「紅一点 トマトの美養スープ」(4品とも岩田醸造㈱)。
13品は、成分別にオリゴノール(ライチポリフェノール)5品、ETAS(酵素処理アスパラガス抽出物)4品、ライラック乳酸菌(有胞子性乳酸菌)2品、アスパラガス擬葉1品、DHA、EPA1品。形態別では一般食品型8品、飲料系2品、サプリメント型2品、嗜好品1品。
なお、道は平成26年度のヘルシーDo売上実績調査結果を発表した。販売開始済み認定品(34品)の売上合計は26.6億円で、前年度(14品)比146.3%増。うちサプリメント型(15品)は3.6億円で同(5品)44.0%増加した。認定前と認定後の売上比較は、比較可能な19品を調査し約29.5%増。なかには3~4倍に売上額が増えたものもあった。