機能性表示、生鮮で初の受理 三ヶ日ミカンと大豆モヤシ(2015.9.10)
消費者庁は8日、8月31日以来となる機能性表示食品の情報更新を行い、生鮮食品2品を含めて4商品の届出受理を明らかにした。これにより届出番号取得件数は計82商品に増えた。初の届出受理となる生鮮食品はβクリプトキサンチンを関与成分とする温州ミカンと、大豆イソフラボンの大豆モヤシ。ほかの2商品の関与成分である松樹皮由来プロシアニジン、αリノレン酸も初の受理と、久しぶりの更新は初づくしとなった。
生鮮食品2品はともに「骨の健康に役立つ」効果を訴求する。骨に言及する届出表示が受理されたのも初で、ミカンは「骨代謝のはたらきを助ける」、モヤシは「骨の成分を維持する」とそれぞれ表示する。
ミカンを届け出たのは、静岡・三ヶ日町で採れるミカンのブランド化を以前から進めていたJAみっかび(三ヶ日町農業協同組合)。1日摂取目安量当たりの関与成分の含有量は3㍉㌘で、1日当たり約3個を目安に摂取してもらう。
生鮮食品の機能性表示食品では関与成分の含有量担保が課題視されているが、ミカンの糖度とβクリプトキサンチンの含有量に高い相関関係があるとの知見に基づき、光センサー糖度計を使った検査で糖度が一定基準を満たすミカンのみを対象にするという。
一方、モヤシは、岐阜県中津川市の野菜製造販売「サラダコスモ」が届け出た。1日1袋(200㍉㌘)を目安に加熱調理してから摂取してもらうもので、関与成分の含有量はアグリコン換算で36㍉㌘。加熱により若干減少するため、特定保健用食品の基準と同レベルになるという。摂取対象は「特に40歳~70歳の更年期以降の女性」、機能性の科学的根拠としては、複数の査読付き研究レビュー論文(メタアナリシス)を届け出ている。