目の疲労感、アスタでも受理 ピント調整機能も
(2015.9.17)
16日の機能性表示食品の届出状況の更新では、リフレのほかにも「眼の疲労感」に言及する届出が複数社で受理された。
「眼のピント調整機能を助けることと、パソコンなどによる眼の疲労感を軽減することに適しています」という届出表示で受理されたのは、富士化学工業のサプリ「アスタリールi」。同社が製造販売するアスタキサンチンを機能性関与成分にしたもので、機能性の科学的根拠は最終商品の臨床試験で評価した。
アスタキサンチンが関与成分の届出受理は4商品目。これまでも「ピント調節機能」はあったが、「眼の疲労感の軽減」も含めての届出受理は今回が初。富士化学工業では研究レビュー(SR)を機能性の科学的根拠とする届出も行っている。
また、「眼の調子を整える機能」を訴求する八幡物産のサプリ「北の国から届いたブルーベリー」も、表示の一部に「目の疲労感」を盛り込んだ。関与成分はビルベリー由来アントシアニン。
ほかに、ヒアルロン酸Naを関与成分にしたサプリ(届出者ファイン)、サラシア由来サラシノールを関与成分に糖の吸収を抑える機能を表示するサプリ(同富士フイルム)も受理された。富士フイルムの届出受理は初。これで届出受理総数は計91件となり、まずは100件の大台が見えてきた。