酸化型CoQ10でSR 横浜油脂、今月末にも(2015.9.10)


 横浜油脂工業㈱(横浜市西区)は、取り扱う酸化型コエンザイムQ10について、機能性表示食品制度に対応する目的でシステマティックレビュー(SR)を実施しており、今月末までにまとめる予定だという。同社がSRを実施したのは初。同レビューで販路拡大を図る方針。

 計画する機能性表示は、「体脂肪の低下を助ける」旨で、SRは㈱薬事法マーケティング事務所に委託した。複数健食素材を扱うなか同素材を最初に実施した理由は、一般の認知度の高さやエビデンスの量、体感の高さを挙げる。

 同社では酸化型コエンザイムQ10を、乳化により水溶性の粉末にして原料供給している。最近は国内のみならず、米国やタイ、台湾、韓国などの海外にも提案を強化し、同素材の売上全体に占める海外の割合は約8%になるという。「徐々に伸びており、今後も伸ばしていきたい」と同社では話している。

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