169億円売り上げる AJDが秋季商品フェア(2015.9.10)
AJD(オールジャパンドラッグ)は8月25日、東京台場のホテルグランパシフィックで「2015秋季商品フェア」を開催、168億8000万円を売り上げた。
今回のフェア、6社の新規出展メーカーが加わり216社259ブースで催された。会見に臨んだ杉山貞之会長兼社長は、「共同販売機構としての役割を果たすためメーカー、小売りが共同で販売を拡大する」と強調。今後もボランタリーチェーン本来の使命に立ち返った展開を目指すとした。
7月に就任した貴島浩史営業担当取締役は「スピードをもってAJDのPB商品を開発し加盟店に紹介したい」と述べた。特に健康食品を含む食品への取り組みには目をそむけない、とこの分野への興味を示した。
会場ホワイエ(前室)では、AJDで取扱いのあるすべての定番商品を展示する「AJD定番(PB)全商品大集合」を展開。加盟社バイヤーに向けたAJD商品構成のすべてが見えるよう設定した。
新商品・リニューアル品は52品が提案された。その内健康食品は4品目。「管理栄養士が考えた一包で一日の摂取目安2分の1が取れるカルシウムスティック」、機能性表示食品を見据えた「グルコサミンサプリ」「高純度ヒアルロン酸サプリ」などに取り組む。
当日の参加者は、加盟社・352名(92社)、取引先・1203名(216社)、その他13名で、合計1568名だった。
【写真=2015秋季商品フェアの会場(25日、東京・台場)】