ココナツオイル BHNが取扱い開始(2015.9.10)
タイ産ヴァージンココナツオイルの取り扱いをビーエイチエヌ㈱(東京都千代田区)がこのほど開始した。ココナツオイルを原材料にした乳化タイプの粉末原料も開発し、取り扱い原料ラインナップに新たに加えた。粉末原料はココナツオイルを50%含有するもので、オイル品では最終商品化が難しいドリンク類などへの応用を提案する。
同社のヴァージンココナツオイルは、タイの契約農場で採取したココナツミルクから発酵分離したもの。同社によれば、農業振興政策の一貫としてタイ政府が2001年に導入した、輸出に見合う商品かどうかなどを評議会が審議しランク付けする「OTOP」(オートップ)で、最高ランク五つ星認定を得たものでもあるという。これを同社の品質管理部門で微生物試験などを改めて実施し、供給する。
このヴァージンココナツオイルを原材料として生産するのが乳化タイプの粉末原料。乳化させることで含有成分が安定し保存性も向上するほか、「ドリンクやスープに入れてもきれいに溶け、ドリンクなどの美味しさそのままにココナツオイルの効果も取り入れられる」などとアピールしている。