ルテイン 光洋商会がSR終える ゼアキサンチンも(2015.9.24)


 マリーゴールド由来ルテイン原料を輸入販売する㈱光洋商会(東京都中央区)は、第三者機関に委託する形で進めていたルテインおよびゼアキサンチンのシステマティックレビューをこのほど終え、レビューを活用した機能性表示食品の開発提案を今月から始めた。ルテインとゼアキサンチンの2成分を機能性関与成分にした商品開発を提案している。

 同社によれば、レビューの結果から想定される届出表示としては、ルテインとゼアキサンチンは「視覚機能の質の向上を助け、視覚機能維持をサポートする」「眼の黄斑部に蓄積し、青色光を選択的に吸収することにより、視覚機能の健康維持をサポートする」などが考えられるという。

 SRのレビューワーを務めたのは、横浜薬科大学総合健康メディカルセンター所属の教授や准教授。レビューの結果、ルテインを1日当たり10㍉㌘と同時にゼアキサンチンを同2㍉㌘摂取することで、健康人の眼の黄斑色素密度の上昇、色コントラスト感度の改善、光ストレスからの回復促進に働くことがそれぞれ示されたとしている。

 同社が輸入販売するマリーゴールド花由来ルテイン原料は、インドのカトラ・フィトケム社が製造するもの。フリー体ルテイン20%以上、同ゼアキサンチン4%以上で規格化した「ザンマックス2004」などをラインナップしている。

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