ファンクショナルフード学会に変更 研究幅広く(2015.9.24)
グルコサミン研究会(長岡功会長・順天堂大学教授)は、8月28日付で名称を「ファンクショナルフード学会」に変更し、会則なども改定した。会長は、引き続き長岡教授が務める。同会は2005年に発足、アカデミアの立場からグルコサミンの市場普及に貢献してきた。
名称変更の背景について長岡会長は、今年4月の機能性表示食品制度の施行により「研究や業界を取り巻く環境が大きく変わってきた」ことがあるとしている。11日までに公表された会則によると、名称変更に伴い今後は、グルコサミンをはじめとする様々な機能性食品素材について医学、薬学、栄養学などに関する学術研究を推進していきたい考えだ。
会の名称変更に伴い研究会誌である「グルコサミン研究」の名称も「ファンクショナル・フード・リサーチ」に改めることにした。同誌に掲載する論文は、同会学術集会などで発表されたものを基本とするが、それ以外の機能性食品に関する論文投稿も受け付ける。
掲載の可否を決めるのは、編集委員や外部専門家などの査読によるとしている。