食品機能でシンポなど開催 日本臨床栄養学会など大連合大会(2015.9.28)


 第37回日本臨床栄養学会総会及び第36回日本臨床栄養協会総会(第13回大連合大会)が、10月3日、4日の2日間、東京・千代田区の都市センターホテルで開催される。

 大会テーマは「疾病の発症と重症化を予防する栄養学」。初日の13日は栄養学に関する教育講演や特別講演のほかシンポジウム4題、パネルディスカッション2題などを予定。午後3時半から行われる「食品の機能表示」をテーマにしたシンポジウム(座長=吉田博氏・東京慈恵会医科大学/矢澤一良氏・早稲田大学)には、消費者庁の増田利隆氏、農林水産省の土居下充洋氏、国立健康・栄養研究所の梅垣敬三氏が登壇する。

 14日午前9時からの「サプリメントフォーラム2015」(座長=久保明氏・常葉大学/石見佳子氏・国立健康・栄養研究所)は、「栄養・薬剤マネージメントに活かす遺伝子学」をテーマに、久保氏の講演や調剤薬局でのNR・サプリメントアドバイザー活動に関する講演が行われる。

 また、2日にわたり行われる一般演題では、Lカルニチンやシクロデキストリン、さらにアロニアベリーの血管内皮機能などの研究成果が発表されるほか、大塚製薬、ネスレ日本など企業が共催するランチョンセミナーも予定されている。

 さらに、大会前日の2日午後1時からは市民公開講座「高齢社会を迎えてのわが国の食事摂取基準のあり方~何を食べて健康寿命を延ばそうか~」を予定。日本臨床栄養学会の多田紀夫会長、日本臨床栄養協会の白石弘美会長を座長に、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」の策定に関わった佐々木敏氏(東京大学)など、4名の講演を予定する。


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