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　蝶理㈱は、健康食品原料の開発や最終商品販売を手掛ける台湾のＴＣＩ社と包括的事業提携を交わし、10月から、同社が開発したヒアルロン酸産生乳酸菌などの輸入販売を始める。蝶理が25日に発表した。

　10月から輸入販売を始めるのは、ヒアルロン酸産生乳酸菌のほか、糖質分解酵素の活性阻害機能があり、ダイエット効果が期待できるというピーナッツ種皮由来ポリフェノールの2製品。

　蝶理によると、同社とＴＣＩ社は24日、包括的事業提携に関する記者会見を台湾で開催。今後2社共同で、機能性表示食品制度やアジア旅行客のインバウンド需要で大きく変化する日本の健康食品市場に対し、臨床データに基づく新規原料の提案を進めていくとしている。

　ＴＣＩ社は蝶理との連携を機に、日本での原料販売事業の本格化を図る見通し。