サプリ支出、無職世帯が急回復 8月の家計調査
(2015.10.8)
総務省統計局の家計調査8月分速報で、2人以上世帯における健康保持用摂取品(サプリメント)の一世帯当たり支出額が前年同月比名目2.3%増の1188円と5カ月連続で増加し、落ち込みが続いていた無職世帯(勤労者以外の世帯)の支出額が同16.9%増の1955円と、2ケタ増の急回復を見せた。
8月のサプリメント支出額は、2ケタ増の増加が続いていた勤労者世帯の支出額が同8.6%増の691円と5カ月ぶりに減少した。
それでも全体で増加し、前の月と比べて伸び率がわずかだが高まったのは、サプリメントの主要購買層である無職世帯の支出額が大幅伸長した影響が大きい。同世帯の支出額が前年同月実績を超えるのは8カ月ぶり。支出額が9000円台に達したのも、やはり8カ月ぶりとなる。